新築完成見学会をしている
新築完成見学会とは、新築で建てた家を一般の人に公開することです。出来上がった注文住宅を家主の許可を得て入居する前に一般公開したり、建売住宅を見学できます。完成した家を一般公開できるのは、それだけ自信をもって造った建物だからです。
一般公開された家を見学するときは、床板や壁、幅木などのつなぎ目に隙間がないかよく観察してください。クロスにヨレがないか、木の部分にささくれがないかもチェックしましょう。腕のいい職人なら雑な仕事はしません。そして、そうした部分がある建物はほとんど一般公開されないでしょう。もし気になる部分がある家を公開しているなら、それは腕のいい職人さんがいる工務店ではない可能性が高くなります。
長期の常雇大工さんがいる
腕のいい職人がいる工務店には、常雇の職人がいます。常雇とは、常時雇用されている職人のことです。ただし、短期間で入れ替わるようでは意味がないので、5年以上雇用されていると信頼できるでしょう。もし目星をつけている工務店があれば、建築中に少し話しかけてみるといいかもしれません。その際に「ここの工務店でどれくらいお仕事をされているんですか?」と聞いてみましょう。
常雇なのか、さらに長期なのかがすぐに分かります。もし可能なら、工務店で仕事をしている職人はどれくらいいるのか、ほかの人たちも同じくらい長く勤めているのかを聞くといいでしょう。信頼できる職人さんが多数在籍する工務店ならより一層安心してお任せできますね。また、職人さんに自信を持っている工務店は着工前に顔合わせをしてくれるところもあります。